タッチタイピング習得への道~ホームポジションを理解する
パソコンのキーボードって、あいうえお順で並んでいるわけではないし、どこにどの文字があるのか覚えないと文章が打てない・・・。
パソコンの中でも最大の関門が
タイピングの習得
です。
いきなりは出来るようにはなりませんが、
少しずつ正しい練習を重ねれば、
無意識に文字が打てるまで上達できるようになりますよ。
パソコンの文字入力には正しい指使いがある
パソコンで文字を入力するには、
正しい指使いというのが存在します。
ピアノを弾いたことがある、習った事がある方なら
ご存知かと思いますが、
ピアノなどの鍵盤楽器は
正しい指使いをすることで、
キレイに美しく、無理なく無駄なく弾くことができます。
パソコンも同じで、
正しい指使いをすることで、
キレイに美しく、無理なく無駄なく文字を打つことができるのです。
もし、誤った指使いで覚えていたら、
早めに矯正することを
強くおススメします!
なぜなら、この正しい指使いをすることで、
パソコン仕事がどれだけ効率化できるかが
かかってくるからです。
体の疲れにも直結します。
指のおうち=ホームポジション
パソコンでは、指を置く場所が決まっています。
まずは、
キーボードの【F】キーと【J】キーを見てください。
ジーッと見ると
なにやら突起がありますよね?
つぎに、
目をつぶって
左手の人差し指は【F】キーの突起を、
右手の人差し指は【J】キーの突起を、
触ってみましょう。
見つけられましたか?
それらの突起を探ることで、いつも
左手の人差し指は【F】キーに、
右手の人差し指は【J】キーに、
戻らなければなりません。
絶対です!
では、次に
人差し指はそのままで、
中指、薬指、小指をそのまま自然にキーにおろします。
左手の子指から順番に
【A】【S】【D】【F】
右手の人差し指から順番に
【J】【K】【L】【;】
のキーに指をおいているかと思います。
これをホームポジションと言います。
どんな文字を打っていても、必ず最後に戻ってくる
指のおうち
なのです。
ホームポジション以外の文字は何指使う?
ホームポジション以外の文字にも、
正しい指使いがあります。
パソコンには文字以外にも様々なキーがありますが、
それらも基本的には決まった指使いをします。
たとえば、カーソル(矢印)キーは全て右手の小指で打つとか、
コピペで使う左下の【Ctrl】キーは左手の小指で打つ
というように、外側のキーは基本的には小指を使うことが多いのです。
また、先ほどもお伝えしたように、
どんな文字を打っていても、必ず最後には
ホームポジション
に戻って来ます。
たとえば、【U】キーを右手の人差し指で打ったときは、
すぐに【J】キーの突起に戻って来るといった具合にです。
タイピング練習で守るべき3つの約束
練習を始める前に必ず守らなければならないルールが3つあります。
それは、
- 入力中は、何が何でもキーボードは絶対に見ない
- 必ずホームポジションに指を置く
- 速さを追及しない
ということ。
1つ目のルールを守るためには、人差し指で突起を常に探ることになります。
これが上達の近道!
ホームポジションに戻ってくることを覚えます。
そして2つ目のルール、このホームポジションに指を常に置いておくことで、タイプミスが減るのです。
最後3つ目。
練習で習得するのは、速さではなく確実さです。
文字を正しい指使いで確実にタイピングが出来るようになれば、自然と速さが身についてきます。
土台がしっかりしないところには家は建てられません。
ですので、最初は正確に、確実にタイピングができるように練習をしてみてください。
ホームポジションを制する者はパソコンを制する
といっても過言ではないくらい、
ホームポジションはタイピングスキルの基礎の基礎です。
これを基礎にして、練習を積み重ねると、
自然と指が動くようになります。
体に染みつくまで練習する必要があるのですが、
急がば回れ、
基本動作がしっかりできるようになると、
あとの応用への展開は早くなります。
まずは、パソコンにじっくりたくさん触れて、
お友達になるところから始めてみてくださいね。
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