タッチタイピングスキル習得に近道なし!小指を鍛えてレベルを上げよう
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タッチタイピングの練習をしていますか?
練習を始めてみてた方はわかると思いますが、
タッチタイピングのスキル習得は、そう簡単なものではありません。
練習してもなかなか上手くならないのでくじけそうになったり、
できない自分にイライラすることもあるでしょう。
でも、私が「タッチタイピングを習得しようよ!」とうるさく言っているのは、
タッチタイピングがパソコンスキル向上のための基礎だからです。
そして、パソコンスキル向上こそが仕事の効率化につながり、
結果的に家族との時間を増やすことができると確信しているから。
そこで今回は、近道のないタッチタイピングスキル習得の中でも
特に難しい「小指」を鍛えるメリットについて解説します。
「小指」の動きを習得するとアドバンテージ(優位性)が高い
私の講座の受講生の中には、ある程度タイピングはできるけれど、
「小指をほぼ使わず、ホームポジションは無視してきた」
という方が多くおられます。
指の中でも、解剖学的に一番使いにくいのが「小指」です。
なので「小指」は Enter しか使わないとか、
いや、 Enter は人差し指でパーン!と押すのが気持ちいいというような
自己流のタイピングの”クセ”からなかなか抜け出せない場合も多いのです。
「小指」の担当範囲は広い
パソコンには文字以外にも様々なキーがあり、それらは基本的に決まった指を使います。
この図でわかるように、右手の小指と左手の小指の担当範囲はとても広いのです。
例えば、矢印(カーソル)キーは全て右手の小指で打つとか、
左下の Ctrl キーは左手の小指で打つというように、
外側のキーは基本的に小指を使います。
「小指」を動かすには「繰り返し」と「ひじの位置」
タッチタイピングのスキルは運動能力です。
いきなり補助輪なしの自転車には乗れませんが、
繰り返し練習をすれば必ず乗れるようになりますよね。
つまり、「小指」を動かせるようになるためには、
くり返し
くり返し
くり返し
・
・
・
練習するしかありません。近道はありませんが、
過去にご自身で習得してきた運動技術を思い浮かべながら練習をすると効果的です。
また、ひじが内側に入っていると、キーボードの外側にあるキーが打ちにくいので、
一旦腕をバタフライのように外側から回してパソコンのキーに手を置きます。
こうすると、小指で打つキー、主に中心から遠いキーが打ちやすくなります。
自分に合った指を優先する場合もある
Backspace キーは、基本では右手小指で押すべきキーです。
でも、薬指が長い人の場合、右手薬指で押す方が効率的です。
指の長さや可動領域によっては、自分に合った指を優先しても問題ありません。
でも、数日練習したくらいでは「自分に合った指を優先すべき」か、
「ホームポジション通りの指を優先すべき」かの判断がつきません。
最低1ヶ月はホームポジション通りに練習してみてから判断しましょう。
おすすめタッチタイピング練習用アプリ3選
過去記事でも紹介していますが、タッチタイピング練習用アプリを3つご紹介します。
【おすすめ無料アプリ】
1.TypingClub
海外のサイトですが和訳バージョンがあります。
細かく練習内容が分かれているので、アルファベットの練習だけなら、一番おすすめです。
練習の結果も、WEB上のアプリですが、保存できます。
ここで基礎を固めてから、日本語用の練習アプリに移行することをおススメします。
2.イータイピング
こちらは国内のサイト。いろいろな練習パターンが用意されていますが、
基礎から練習することができ、細かくステップアップできます。
イータイピングの練習メニュー
・基礎練習・・・アルファベット1文字の練習から
・基本練習・・・50音~単語
・応用練習・・・短文~長文
また、どのキーをどの指で押さえたらいいのか、
キーボードのガイドが出てきますので、これで正しい指使いを覚えられます。
【おすすめ有料アプリ】
3.スーパー特打メソッド
有料ではありますが、昔からある老舗ソフトです。
グラフィックがキレイ、声優陣が豪華!
いろいろな練習コースが用意されていますが、まずは基本から。
こちらも上の2つと同じく、細かく練習内容が分かれているので、徐々にステップアップできます。
また、練習記録が残るのがいいところ。
レコードダイエットと同じように、記録を目にすることで、成果を実感してさらに成果を出しやすくするのです。
「小指」が使えるようになると「ショートカットキー」操作がしやすくなる
「小指」が使えるようになると得られるメリットは、タッチタイピングが速くなるだけではありません。
私がおすすめしているパソコン時短術は、マウスを使わずにショートカットキー操作をすることです。
このショートカットキー操作に「小指」の動きが欠かせないのですが、それが操作しやすくなります。
例えば、おそらく一番有名な「コピペ」は、
マウスで操作すると、一連の動作だけでも10秒くらいかかります。
でも、ショートカットキー操作だと一連の流れは3秒ほどです。
Shift (左手の小指)+ → (矢印キー)
でコピーしたい部分を選択
Ctrl (左手の小指)+ C でコピー
Ctrl (左手の小指)+ V でペースト(貼り付け)
このように、ショートカットキー操作を早く的確に行うためには、
タッチタイピングの習得が大きなメリットになります。
まとめ
今回は習得が難しい「小指」を鍛えるメリットについて解説しました。
毎日少しづつでもいいので、「小指」を意識しながら練習を繰り返すことが大事です。
千里の道も一歩から。
「小指」という壁を乗り越えられたら世界が広がります!
意識して「小指」を使い、一歩ずつ目標に向かって進んでいきましょう。
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