「先読み力」を鍛えて仕事ができる人に!経験だけに頼らず評価を上げるための習慣とは

仕事の効率化

頭の回転が速く、頼りになる人は「仕事ができる人」という評価をされます。
何が起こっても、何を要求されても見事に対処し、
自分のことだけでなく、周りへのフォローも完璧。

このような「仕事ができる人」には「先読み力」があります。
そして、それを無意識にフル稼働させているのです。

「先読み力」とは「予測」して「行動」する力を言います。
次に何が起こるのか、
何をするのが最適か、
ということを「予測」して「行動」するのです。

「先読み力」は、持って生まれた能力ではありません。
経験を重ねればある程度身に着いていく能力ですが
心持ち次第で、スピード感を持って鍛えられる能力でもあります。

今回は、「先読み力」を鍛えるために身に着けたい習慣についてご紹介します。

「先読み力」がある人とは

ニーズを把握し行動できる

「先読み力」がある人は、ニーズを把握して行動します。

例えば

「会議に使う資料を30部コピーしておいて」

と頼まれたとします。
「先読み力」がある人は、30部のコピーと一緒に、
配布する人のチェックリストと

持ち帰るための封筒まで準備して依頼者へ届けます。

もちろん、そこまでする必要はないかもしれません。
リスト作りや封筒の準備は違う人に頼んでいるかもしれないからです。

「先読み力」がある人はそれも踏まえて、
依頼されたときに、状況を確認しているのです。

そして、自分はどこまで担当するべきかを把握し、行動します。

柔軟な対応ができる

「先読み力」がある人は、どんな状況にも柔軟に対応ができます。

幅広く情報を収集し、これまでの経験も踏まえて
いろいろな「予測」をし、複数の選択肢を用意しているからです。

相手の反応の違いによって、おすすめするプランを変えたり、
上司に意見を言ったらどういうふうに返事をしてくるかということも
あらかじめ「予測」して対処法を考えてあるのです。

最善の決断ができる

「先読み力」がある人は、最善の決断ができます。

これは、状況全体を客観的に把握し、
この状況ではどうすることが最善かという
「参考になる事例」
を知識としてたくさん持っているからです。

「参考になる事例」は、自分自身の経験だけでなく、
他の人の経験も幅広く情報として持っています。

気遣いができる

相手を思いやる気遣いというのも「先読み力」の一種です。

「相手のために、自分が今できることは何か」

を常に考えているので、
相手のちょっとした仕草で瞬時に状況を把握し、
何を求めているかがわかるのです。

「今日は外が寒かったから、暖かいお茶をお客さんに出そう」
というような些細なことでもOKです。

また、「先読み力」がある人は周りがよく見えているため、
自分にしてもらったことに対して感謝することも忘れません。
コミュニケーション上手とも言えます。

「先読み力」を鍛えるための習慣とは

「先読み力」を鍛えるために、以下のような習慣を身につけましょう。

全体的・長期的な視点を持つ

物事を全体的・長期的な一連の流れとして把握することで、
この先どういうことが起こるのかを「予測」できるようになります。

目の前のゴールばかりに目を向ける短距離走的な発想ではなく、
ひとつひとつはあくまでも中間地点であって、
次の通過点、さらに次の通過点というように、
長距離走を走っているという捉え方です。

そういう視点を持つと、現時点で自分がとるべき行動が「予測」できるようになり、
「先読み力」が鍛えられていきます。

計画的に行動する

最終的なゴールから逆算して必要なタスクを見極め、
計画的に行動することで「先読み力」が鍛えられていきます。

全体的・長期的な視点を持ち、
今やるべきことを明確にすることで、

「どの順番で何から手を着ければ、全体が滞りなく進むか」

を「予測」できるようになるのです。

例えば今日のTODOリストをつくる時に、
プロジェクトごとの進捗度を踏まえて、
どこに優先して時間を割くべきかを、
月単位・週単位で見極め、
今日やることに落とし込む。

これはいわゆる「段取り力」に通じる力ですが、
私はこれが一番身近で簡単な「先読み力」を身につける方法だと思っています。

経験を大切にする

自分自身の経験を大切にすることも「先読み能力」を鍛えることになります。
「こうすると、こういう結果が得られた」
と、その都度ふりかえっておくことで、
成功も失敗も貴重なデータになります。

また、自分が直接経験していなくても、
他の人の経験が参考になることもあります。

周りの人から経験話を聞き、視野を広げておくことで
いろいろな場面での「予測」ができるようになり、
「先読み能力」を鍛えることができます。

できている人の真似をする

身近に「先読み力」がある人がいれば、その人をよく観察してみてください。

「先読み力」がある人は、無意識に「予測」しながら「行動」しています。
その人の考え方と行動を少しでも真似できるように、
「あの人だったらどうするか」

ということを自分自身に問いかけてみましょう。

目指す人を意識して、自分もそうなっているとイメージすることで
スピード感を持って「先読み力」がある人に近づくことができます。

まとめ

「先読み力」は持って生まれた能力ではなく、
心持ち次第で鍛えられる能力です。

「先読み力」を身につけられると、
仕事や人生でいくつも出てくる選択肢を
自分の考えを持って最適に選ぶことが出来ます。

普段から「先読み力」を意識して、
無意識で使えるように鍛えていきましょう。

「仕事ができる人」と見られるだけではなく、
日々を有意義に過ごすことが出来るようになりますよ。

仕事の効率化で評価と時間を手に入れよう!改善のスパイラルで「デキる女」になる方法とは

仕事のミスを回避!気をつけたいポイントとミスしてしまったときの適切な対応とは

 

Okafuku Mei

231,143 views

1日10分の練習で 8時間の仕事が2時間に!! 通勤時間往復3時間、育児と仕事と家事とどう両立していけばいいか、試行錯誤してたどり着いた『働くママのパソコン...

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。

Profile

プロフィール

このサイトを運営しているこぐちりえです。

1日10分の練習で 8時間の仕事が2時間に!!

通勤時間往復3時間、育児と仕事と家事とどう両立していけばいいか、試行錯誤してたどり着いたパソコン仕事の時短術で、働くママの【楽】をご提案します。

ママ自身のワクワクが子どもたちに伝播すれば、子どもたちにもワクワクする未来はやってくる!

働くママのパソコン仕事時短塾では1700名以上の方が学ばれてます。