仕事が多くてキャパオーバーかも?あなたらしく働くために見直したいポイントとは

仕事の効率化

1日中頑張っているのに、仕事が終わらない…。

あなたはこういう状況に陥っていませんか?
それは、仕事のタスクが自分自身の許容範囲の限界を超えてしまう
「キャパオーバー」の状態になっているの
かもしれません。

「キャパオーバー」の状態が続くと、
あなたらしさを発揮することができなくなり、

仕事だけでなく私生活にも悪影響を及ぼしてしまいます。

そこで今回は「キャパオーバー」を改善し、
あなたらしく働くために、見直したいポイントをご紹介します。

「キャパオーバー」かもしれない症状とは

働くママは1日24時間という限られた時間の中で、
いろいろなタスクをこなしていますよね。

常に頑張っている状態が続いていると、
自分自身では「キャパオーバー」に気づかないこともあります。

でも、「キャパオーバー」に気づかないまま頑張り続けてしまうと、
心やからだのバランスを壊して、本来のあなたではない状態になってしまいます。
そこで、以下のような症状が出ていないか、チェックしてみましょう。

日常的にミスをしてしまう

「キャパオーバー」になると集中力が失われて、
本来できていたはずの仕事がこなせなくなってしまいます。
自分の能力を発揮できなくなることが、
「キャパオーバー」による最も大きいマイナス効果です。

また、物を忘れたり、失くしたり、
タイピングで変換ミスが増えたりといった
些細なミスも増えます。

自分らしくないミスをしてしまったと気づいたときは、
「キャパオーバー」を疑いましょう。

ちょっとしたことでイライラしてしまう

以前は気にならなかったのに、上司や同僚にイライラしたり、
家でも子どもに対して、つい声を荒げてしまったり…。

「キャパオーバー」になると気持ちに余裕がないので、
ちょっとしたことでも受け流したり、許容することが難しくなります。

笑顔が出なくなる

「キャパオーバー」になると、笑う余裕すらなくなってきます。
何かを楽しむという感情が希薄になってしまうのです。

みんなが楽しんでいても、自分だけ楽しむことができなかったり、
以前なら笑って対応できたことができなくなったり。

笑顔が出なくなると、あなたへの周囲の対応が以前と変わってしまうこともあります。

人に会いたくなくなる

「キャパオーバー」になると、人に会うこと自体が面倒になってしまいます。
親しい人からの誘いでも断りたくなるようなら、心も体も疲れているサインです。

意味もなく涙が出てくる

「キャパオーバー」になると意味もなく涙が出てくることがあります。
ふとした会話で、責められていないのに、責められているような気持になったり、
思考が停止して涙が出てくるような場合は、かなりストレスが溜まっている状態です。

涙にはストレス物質を体外に排出する作用があるので、
自分の意思ではコントロールできない涙が出るのは、体の防御反応といえます。

眠れなくなる

「キャパオーバー」になると、寝る前にも仕事のことを考えてしまって、
疲れているはずなのに、なかなか眠れなくなることがあります。

細かいところまでチェックができなかった仕事のことを思い出したり、
「間違っていたらどうしよう…」と不安な気持ちが湧き上がってきたり。

睡眠で心と体の疲れをリセットできないと、
日中に眠気が出て仕事の効率が下がり、悪循環に陥ってしまうことも。

「キャパオーバー」になりやすい人の特徴

責任感が強い

責任感が強い人は、「仕事は完璧に仕上げなければならない」と思っています。
そのため、確認作業に必要以上に時間をかけたり、
自分だけでやり遂げなければと仕事を抱え込み、
「キャパオーバー」になってしまいます。

頼まれたら断れない

仕事を頼まれたら断れない、困った人は助けずにはいられない
という人も、「キャパオーバー」になりがちです。

何でも仕事を引き受けてしまうと、
今までの仕事が処理し切れなくなったり、
チームで仕事を進めている場合には、
チーム全体に迷惑をかけてしまう危険性もあります。

タスク管理が苦手

仕事のタスク管理が苦手な人は、
仕事の全体量や、終了までに必要な時間を把握していないので、
新たな仕事を次々に引き受けてしまいがちです。

仕事はどうしてもマルチタスクになることが多いため、
複数の仕事を計画的にこなすことができないと、
「キャパオーバー」になってしまいます。

「キャパオーバー」を改善するために見直すポイント

自分が「キャパオーバー」に陥っていると気付いたら、
根本的にその仕事を見直す必要があります。

仕事を見直す時には、以下の3つのポイントを押さえましょう。
また、仕事やタスクに携わる人に
「私、キャパオーバーなんです!」
と宣言することが大事です。

周囲に現状を理解してもらい、
「キャパオーバー」を改善していきましょう。

ポイント1 ~すてる~

まず1つめのポイントは、必要なタスクと必要でないタスクを見極めて「すてる」ことです。

タスクの中には、実は全くやる必要がないものや、
そこまでやる必要がないものが潜んでいることがあります。

”本当に全部必要なのか?”

という視点で仕事を見直し、必要でないタスクは「すてる」勇気を持ちましょう。

「すてる」ことで仕事の量を減らすことができ、
より、自分の得意な仕事に集中することができます。

ポイント2 ~まかせる~

仕事の中には、自分が苦手とするタスクを振られてしまっているというパターンもあります。

そんなときは、その仕事が得意な人と仕事の交換交渉をして、
「まかせる」ことをおすすめします。

”お互いの強みを活かして得意な仕事に集中する”

仕事を会社全体の生産性という視点で見直すことで
今まで以上のいい結果につなげることができるでしょう。

ポイント3 ~ゆるめる~

「この仕事のクオリティーはこのレベルまで仕上げないと出せない」
と、自分で決めている基準がありませんか?

確かに、クオリティーは高いに越したことはありませんが、
そのために時間がかかるくらいなら、
もう少し低いレベルのクオリティーでも問題ないということがあります。

自分が納得できるかではなく、

”その仕事はどこまでのクオリティーが必要とされているのか”

ということを依頼主やチームと確認し、
仕事をやりすぎないようにしましょう。

まとめ

あなたらしく働くためには、
気持ちにも、時間にもある程度の余裕が必要です。

すでに「キャパオーバー」で苦しんでいるなら、
「私、キャパオーバーなんです!」と宣言することが大事。

本来のあなたの能力を発揮できなくなることは
職場全体にとって大きなマイナスです。
あなたが多くを背負い込んで、自分を犠牲にすることがないように、
周囲の力を借りながら、仕事を見直していきましょう。

自分を犠牲にしすぎず、
誰かのために役に立つ人になる。

私もここを日々目指しているところです。

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こぐちりえ

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パソコン時短術講師/時短シゴトスペシャリスト ●神奈川県出身・在住 2児の母 ●合同会社Cocorets代表社員 ●新卒から22年間、東証一部上場企業に勤務...

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