忙しいママの勉強法!すきま時間を活用した音声学習のススメと学習定着率を高める方法とは
スキルアップのために勉強をしたい!と思っても、子どもの世話や家事に追われ、「そんな時間ないよ…」と思っていませんか?
一般社団法人ストレスオフ・アライアンスの調査によると、子育て中の働くママの家事時間(平日)について以下のようなデータが出ています。
・60分程度:約30%
・1時間以上2時間未満:約40%
・2時間以上3時間未満:約20%
ほとんどの働くママが、平日に最低60分は家事をしているのです。机に向かって60分勉強する時間を作り出すのはとても大変でが、家事時間を「すきま時間」と考えると平日に60分なら勉強することができますね。
そこで今回は、すきま時間を活用できる「音声学習」のススメと、学習定着率を高めるラーニングピラミッドについて解説します。
音声学習は小さな努力の積み重ね
音声学習は耳を使った学習方法です。音声や動画を聞き流すだけなので、使うのは耳だけです。これなら料理をしたり、お茶碗を洗ったり、洗濯物を干したり畳んだりというすきま時間に勉強することができます。また、音声なら疲れていても聴くことができるので、子どもを寝かしつけながらでも勉強ができます。
すきま時間は細切れの時間を繋ぎ合わせた時間なので、一つ一つは小さな時間です。その小さな時間で得られるのは小さな情報かもしれませんが、その積み重ねはいつか大きなものへと形作られます。
中途半端なところで中断してしまっても、全然できない日があっても大丈夫です。あきらめずに小さな努力を積み重ねてスキルアップを目指していきましょう。
音声学習のメリットは繰り返し学習のしやすさ
音声学習の最大のメリットは繰り返して学習ができるということです。1回聞いてもわからないことでも、2回、3回と回数を重ねることで理解が深まります。
また、音声や動画には倍速再生機能があるので時短が可能です。1回目は全体を把握するために倍速再生で聞いて、2回目は気になるところをじっくり聞くというように、自分に合った方法を見つけて繰り返し学習していきましょう。
音声学習にはワイヤレスイヤホンがおすすめ
家事をしながらの音声学習にはワイヤレスイヤホンがおすすめです。 Bluetoothの設定をすればスマホから離れて作業しながらでも音声を聞くことができます。
スマホにイヤホンのコードがつながっていると、ポケットに入れたり、自分の近くに置いておかなければなりませし、スマホの存在を忘れてスマホを落下させたり、水没させてしまうかもしれません。イヤホンのコードは髪に絡まったり、子どもに外されてしまうことも。
ワイヤレスイヤホンなら形状によっては子どもからは見えませんし、髪に絡まるストレスからも解放されます。充電を忘れないようにしたり、複数使いまわしたりと工夫して音声学習を楽しみましょう。
音声学習の学習定着率を上げる方法とは
「学習定着率」とは、覚えたい知識をどれだけ効率よく頭の中にインプットできるかを具体的な数値で表したもので、学習定着率が高いほどその学習方法は効率が良いとされています。アメリカ国立訓練研究所が、どんな学習方法がしっかり頭に残るかを分類して図にまとめた「ラーニングピラミッド」を発表しています。
ラーニングピラミッドでは「講義」「読書」「視聴覚」「デモンストレーション」「グループ討論」「自ら体験する」「他人に教える」という7つの学習方法の学習の定着率をみることができます。
この中で、すきま時間でできる勉強法は「講義」「読書」「視聴覚」です。読書もオーディオブックを利用すれば、すきま時間に耳で聞くことができます。
このラーニングピラミッドはアクティブラーニング(能動的学習)の重要性を分かりやすく説明していますが、すきま時間で勉強するママに注目してもらいたいのが一番定着率の高い「他者に教える」ということです。
アウトプットして学習定着率を上げよう
すきま時間にできる勉強方法の定着率は低いですが、音声学習を繰り返し基礎知識を身に着けて他人に教えることができれば、学習定着率は跳ねあがります。つまりインプットするだけではなく、アウトプットすることが大事だということなのです。
私もパソコンのスキルを教えることで実感していますが、人に教えることで一回りも二回りも理解力が深まります。学んだら学ぶだけではなく、それを誰かに教えるということまで出来るようになるといいですよ。
まとめ
忙しくて勉強する時間がない…とあきらめないですきま時間に音声学習をしてみましょう。すきま時間は細切れの時間ですが、その小さな時間の積み重ねはいつか大きなものへと形作られます。
中途半端なところで中断してしまっても、全然できない日があっても大丈夫です。あきらめずに小さな努力を続けてスキルアップを目指していきましょう。
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