タイピング音を静かにさせたい!音ハラスメントを回避する改善ポイントとは

パソコンスキル

あなたはオフィスでパソコンのキーボードをバシバシ叩いていませんか?

私もひたすらタイピングを続けたときには、
自分の気持ちに一区切りつける意味を込めて

”タンッ”

と【Enter】キーでやってしまいがちです。

自分では無意識にやっていることですが、
他人の「タイピング音」は気になりますよね。

ぺんてる㈱が行った、世代別「音ハラスメント」全国意識調査によると、
集中を妨げる周囲の作業音ランキングの第3位に”PC のキーボード音”
つまり「タイピング音」
がランクインしています。

気付かぬうちに周囲にストレスを与えてしまう「タイピング音」。
自分の「タイピング音」が音ハラスメントにならないように、
タイピング音」を静かにさせるための改善ポイントを解説します。

タイピング音がうるさい原因と改善ポイント

正確にタイピングできていない

正確にタイピングができていないと、
誤入力を修正するために【BackSpace】キーを連打したり、

変換ごとに【スペース】キーと【Enter】キーを連打することになります。

ホームポジションを守って正確なタイピングをすれば、
静かで素早いタイピングが自然に出来るようになり「タイピング音」が軽減されます。

爪が長い

これは女性にありがちなのですが「爪が長い」場合にカツカツという音がします。

指先のオシャレはしたいので、私はキーボードに爪が当たらない程度の長さにして
ネイルアートを楽しんでいます。

また、爪の保護の意味も含めてキーボードにカバーを被せることで、
カツカツという音が軽減されます。

キーボード自体の消耗・摩耗

キーボードによっては、使い続けていくとキーの下にあるキーパッドが摩耗して、
それが「タイピング音」の原因になります。

この場合はキーパッドの交換や、キーボード自体の交換が必要となってきます。

キーボードを変えるなら、コストは高めですが
「静電容量無接点方式」のキーボードがおすすめです。

交換が難しい場合は、キーボードの下に音を吸収するものを敷くという方法もあります。
キーボード専用の吸振マットや、身近なものではランチョンマットやタオルで代用することもできます。

速攻でタイピング音が静かになるテクニック

正確にタイピングができるようになれば「タイピング音」は軽減されますが、
取り急ぎ「タイピング音」が静かになるテクニックをご紹介しておきます。

変換ごとに【スペース】と【Enter】を連打しない

パソコンの辞書の変換機能は優秀なので、入力した文字を上手く漢字変換してくれます。
それを活用して「変換回数を減らす」ことができます。

たとえば、このぶんしょうをへんかんするときになんかいすぺーすきーをおしますか?

単語ごとに【スペース】キーと【Enter】キーを押すと、
それぞれ15回程度ずつ押すことになります。

でも、最初から最後まで入力すると、予測変換に正確な変換が出てきます。
【スペース】キーでそれを選択し、【Enter】キーで決定すればいいので、
どちらのキーも1回押せば済みます。

この例の場合、変換のためのタイピング音を30回から2回まで減らすことができました。
1文でこの減少数なので、この入力方法を身に着けると、
仕事量全体としてはかなりの「タイピング音」減少につながります。

キーは叩くのではなく押す感覚で

入力するたびに

”タンタンッ”

と「タイピング音」がするのは、タイピングに力が入っているからです。

これは指をキーボードから必要以上に離し過ぎているために起こります。
高いところから指を振り下ろせば、それだけ大きな力が加わって、大きな音が出てしまいます。
また、このように力を入れてタイピングをしていると手首や指を痛めてしまうことも。

力を入れずにタイピングするコツは、
〇キーボードにふんわりと手を置く
〇キーボードをなでるように指をスライドさせる
ことです。

キーを叩くのではなく押す感覚。そうすれば必要最低限の音しか出ません。

まとめ

職場で「タイピング音」がうるさい人がいても、面と向かって、
「キーボードの音がうるさいんです」
とは言いにくいですよね。

それでも誰かが指摘してくれたり、
腱鞘炎で手首や指を痛めて自分のタイピングの癖に気づいたら
それは人生を変えるチャンスです!

「タイピング音」の減少は、詰まるところ”タッチタイピング”の習得なのです。

タッチタイピングを身に着けると「タイピング音」の減少だけでなく
仕事の効率が上がり、結果的に仕事の時短につながります。

私がおすすめする1日10分のトレーニングを続けることで
タッチタイピングを身に着けることができますので、ぜひ取り組んでみてくださいね。

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Okafuku Mei

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